【ビフォーアフター】ダイニングに近いキッチンの引き出しって何を入れる?
埼玉県所沢市、ママたちをラクすっきりにする元小学校教師の整理収納アドバイザー
Sukkiri-Style 村田美智子です。
パックプランをお申し込みくださったK様の2回目のご訪問に行って来ました。
前回は洗面所、今回はキッチンのお片づけです。
(※モニター様の為、掲載のご許可をいただいています)
複数回まとめてお申し込みいただけると、どの部屋から手をつけ、どんな順番で進めていくか計画を立てることができるので、見通しを持って効率よく進めることができます。
もちろん、お客様のご希望も十分伺った上で、計画します。
K様の、片づけたい優先順位が高かったのがキッチン!
特に、カウンター周りに物が多く置かれています。
・しっかり乾かしてからしまいたい
・出したままの方が便利と感じる物が多い
という理由から、この状態になってしまうとのこと。
しかし、お子様もこれから歩き回るようになるため、安全面からもカウンター周りを特にスッキリさせたいとのことでした。
今日は、キッチンのこの部分の引き出しにポイントを絞って、ご紹介させていただきます。
キッチン入り口のこの部分にある引き出し。
皆さんのお宅では、どのような物を収納していますか?
上段
中段
下段
K様のお宅では、ご覧の通り、スポンジなどのお掃除グッズを除いて、レジ袋などのビニール袋で占められていました。
(作業中、引き出しを外すと、奥にも大量のビニール袋が落ちていました!)
実は便利な場所!いろんな可能性のある引き出し
実は、この位置の引き出しは、場所柄色々な可能性を秘めています。
キッチンの入口にあり、リビングやダイニングからも近い場所。
家族に管理してほしい物や、家族に手伝ってほしいことに関する物を収納するのに便利な場所なのです。
ということにお客様ご自身が気づかず、もったいない使い方をしていらっしゃる場合が多いです。
どんな使い方ができるか、ほんの一例を挙げてみますね!
1.おやつ収納
幼稚園以上のお子様がいるご家庭では、お菓子などのおやつをここにストックしておき、自分で用意させる、ということも考えられます。
(もちろん、食べ放題にならないように、約束を決めておく必要はありますが^^;)
2.パパコーナー
おつまみやお酒など、パパが自分で買ってくるというお宅向け。
「ここに入るだけ」と便利なこのスペースをあげることで、自然と在庫管理もしてくれ、無駄な買い物も減るかも?
3.普段使いのカトラリー収納
洗ったものがしまいやすく、ダイニングからも近い引き出し。
ここに、普段使いのカトラリーを入れておくと、家族に配膳のお手伝いも促しやすいですね。
この他にも、色々な使い方が考えれます。
ちなみに我が家では、
・隣接する洗面所からも近いこと
・深さのある引き出しであること
から、キッチンでも洗面所でも使うスプレー類やお掃除グッズを収納しています。
引き出しの深さも関係するので、必ずしも入れたい物が入るとは限りませんが、「ダイニングにも近く便利な場所」という視点で、ご自宅のこの引き出しを見直してみてはいかがでしょう。
K様にも、こうした視点で考えていただいたところ、カウンターに出したままになりがちな、普段使いのカトラリーや湯飲みなどを収納したい!と、考えをまとめられました。
「適量」を決めたらスペースができた!
3段の引き出しの大部分を占めていたビニール袋たち。
あったらあったで「いつか」「何かに」使えるかもしれませんが、消費するよりも入ってくる方が多ければ、溜まっていく一方ですよね。
「どれだけあれば安心?」と、適量を決めていただきました。
すると、引き出しが1段空いたのです!
ビフォーアフター
上段
中段
下段
空いた1段に、普段使いのカトラリーやお茶セットが入れられました。
それにより、カウンターの上もスッキリとさせることができました。
(他にも、備蓄食や乾物、調味料などの整理収納を行い、3時間の作業でした。)
このように、物の住所は、なんとなく決めるのではなく、そこで「誰が」「何を」するのか(あるいはしてほしいのか)を考え、決めていきます。
物の住所によって、自分や家族の動きが変わるかもしれないんて、ワクワクしますね!
住所の決め方が苦手!という方は、お近くのアドバイザーを頼ってみてください。