【書類整理】役割で大きく2つに分類すると使いやすくなる!
書類を溜め込んでしまうんです!書類整理のご相談
オンライン相談で書類整理のご相談をいただきました。
「書類の整理に対して苦手意識があり、明らかに要らない物(チラシなど)以外は処分するのに悩んでしまうため、溜め込んで量が増えていた。」
とのことでした。
「活用」?「思い出」?2つの書類の役割
お話を伺ったところ、書類が溜まってしまう原因は主に3つありました。
1つ目は、書類の捨て時(賞味期限)が決まっていない
2つ目は、住所が決まっていないものがある、もしくは決まっていたとしても少し不便な場所にある
3つ目は、「活用」の役割の書類と「思い出」の役割の書類が一緒になっている
1つ目の書類の捨て時ですが、一つ一つの書類について「何のために」とっておくのかをしっかり考えることが大切です。
その役目が終わる時が、いわゆる「書類の賞味期限」になります。
食品は、メーカーが決めて印字してくれていますが、書類には残念ながら印字されていないので(笑)、自分で決めておく必要があります。
<例>
・学校だより → 1ヶ月(理由:その月の行事予定が分かればいいから)
・給与明細 → 2年(理由:未払い賃金の請求権や雇用保険料の時効が2年だから)
※遡って確定申告ができるという理由から5年とする考えも
大切なのは、法的根拠や自分がその情報をどんな場面で活用するかということから、「なんとなく」ではなく「理由」をつけて決ておくことが重要です。
人によって理由が違えば、賞味期限も違っていいのです。
予め賞味期限を決めておけば、お役目御免になっても持ち続けたり、その都度迷ったりする必要がなくなります。
2つ目の住所について。
ついついダイニングテーブルやキッチンカウンターの上に置きっぱなしにしがちな書類ってありませんか?
それらは、住所が決まっていないものが多いのではないでしょうか。
もしくは、決まっているけれども置きっぱなしなのであれば、その住所が使用頻度に合っていない少し不便な場所であるということも考えられます。
この機会に、住所を決める、あるいは住所を見直すということをしてみましょう。
3つ目の書類の役割について。
同じ「紙」という姿をしていても、役割が違う場合があります。
書類の役割とは、「情報活用」と「思い出」です。
賞味期限が過ぎた(情報を活用し終わった)書類だったとしても、思い出としてとっておきたいものも中にはあるでしょう。
その場合、「思い出」の役割の書類は、「活用」のための書類とは別にしておくとよいです。
混ざった状態で一緒にしておくことで、「活用」のための書類を探してしまうということが起こるからです。
そんなことを、60分の中でお写真を拝見しながら、アドバイスさせていただきました。
ご感想
今回ご相談させていただき、自分は「過去」への意識が強く、“情報”として必要がなくなった物も“思い出”という分類に変わるためにいつまでも処分できないのだということを知りました。
私が物を捨てられない人間だというのはよくわかっていましたが、その理由は“要不要の判断が甘い”というだけでなく“物に感情が乗りやすい”という点もあるのではないかと村田先生にご指摘いただき、すごく腑に落ちました。
今後は、情報として必要な物と思い出の物を分けて、それぞれに最適な場所に置けそうです。
そうすればとても使いやすい1軍スペースを確保でき、ついつい手近な場所にちょい置きしがちだった物を楽に片付けられるようになると思います。
実践あるのみ!まずは思い出の品を精査して思い出ボックスに入れていきます☆
(S様/オンライン相談60分ご利用)
S様、ありがとうございました。
エニアグラムお片づけ士®アンバサダーとして、心理学の面からもアプローチしているため、上記のようなご感想をいただくことができました。
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