復帰準備「見える化」4選~「探す・迷う・思い出す」時間をカット!~
育休期間も終わりに近づくにつれ、あれもこれもしなくちゃ!と焦る気持ちになる方も多いと思います。
「焦る」というのは、やることが多い「気がする」から。
頭の中には「あれもこれも」というのがあったとしても、それがどのくらいなのかが把握できていないので、「多い気がし」て「焦る」気持ちになるのです。
あなたは、いかがですか?
つまり、焦らずに余裕をもって復帰を迎えるには、把握できるように見える化していくことが大事。
そこで、復帰に向けて「見える化」しておきたいものを今日は4つお伝えしていきます!
1.かかりつけ医一覧
保育園に行くと、熱を出しやすくなったり、色々な病気をもらったりしがち。
実際に、我が家の子ども達も、「育休明け教員時代を振り返って」に書いているように、しょっちゅう病院通いをしていました。
小児科、耳鼻科、皮膚科、整形外科・・・等、かかりつけ医を一覧にしておくと、いざという時に家族も慌てません。
病児保育に預けるにしても、「受診証明」がいりますよね。休診日の違う病院が2つあると安心です。
2.家事分担一覧
日々の家事育児について、
「どちらか気づいた方がやればいい」
「そんなにきっちり決めなくてもいいのでは?」
「阿吽の呼吸でできるのが理想」
という声を聞きます。
確かに、半々に分担することが大事なのではなく、復帰後も家がスムーズに回り、家族が笑顔でいることが大事。
分担をきっちり決めなくても(割合が半々でなくても)、阿吽の呼吸で動いて、家がスムーズに回るなら、それでいいですね。
ですが、忙しい毎日の中だと、お互いに「相手がやってくれているはず」があったり、「次に何するんだっけ?」と思い出したりすることはないでしょうか。
そうすると、漏れが出たり、時間が無駄になったり。効率的ではありませんね。
そこで、いちいち迷ったり、相手を責めたりしないためにも、“ベース”を決めておくことは必要です。
分担も、たとえ五分五分にできなかったとしても、家事の全量をお互いに把握しておくことは大事。
話し合って決めた分担を貼っておいたら、ご主人が進んで動いてくれるようになった!という声もよく聞かれます。
3.保育園の持ち物一覧
園にもよりますが、保育園の持ち物って多岐にわたります。
バッチリ頭に入って覚えきるまでは、一覧表があると漏れがなくて安心です。
この一覧表を、あえてPCの得意なご主人に作ってもらうことで、自然と持ち物を把握してもらえるようにしたというアイディアママさんもいらっしゃいました。
自然と把握してもらう作戦、いいですね!
4.在庫管理一覧
こちらも、受講者様の工夫事例。
買い物に行き、「何がなくなっちゃったんだっけ?」と思い出す時間が多かったり、結局買い忘れがあったりするということで、在庫管理表を作られました。
「なくなった物をボード外に移動し、買い物に出かける前に、ボード外に出したマグネットをスマホでパチリするだけ。
たとえ写真を撮り忘れて買い物に出てしまっていたとしても、ボードを動かすことで結構記憶に残っています!」
とのこと。
まとめ
「見える化」することで、「迷う」「探す」「思い出す」時間がカットされます。
書き出すのにはひと手間かかりますが、それ以上の時間を未来の自分にプレゼントしていることに。
さらに!
それを一人で抱えずに、家族でシェアしていくことで、「復帰=ママの問題」ではなく、「復帰=家族の課題」にしていけますよ。
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