- 村田美智子(Sukkiri-Style代表)プロフィール
育休復帰の専門家/整理収納アドバイザー 村田美智子です。
「家庭(=家+家族関係)」と「思考」を整えることで、仕事と家庭を生き生きと両立させていきたい方のサポートをしています。
2000人分のデータベースから「面」でサポート
「私の悩みは、村田さんですべて解決できます!」
これは、受講生から言われる言葉。
これまで2000人に受講していただいたデータから、再現性の高いノウハウで、育休復帰をトータルでサポートしています。
育休復帰に必要な
・家の中の仕組み作り(片付け全般、防災備蓄収納、掃除)
・職場の環境改善
・時間管理(優先順位、見通し力、手帳の使い方)
・パートナーシップ
・家事シェア
・コミュニケーション(自己理解・思考のクセ)
・育休復帰マインド
これらの情報を自分一人で集め、行動に落とし込んでいくには、果てしない時間がかかるのではないでしょうか。
そこで、私が拠点となり、皆さんの貴重な経験と情報を集約することで、最短ルートでその方に合った育休復帰準備を進めることができると考えています。
同じ境遇にいる仲間と情報交換や悩みを共有する場を提供しているのもその一環です。
2020年からはエニアグラム心理学を学び、心理タイプを用いてその方に合ったサポートをおこなっています。
例えば、
「人の目を気にする」「先送り癖」「断るのが苦手」
など、暮らしの中で“なんとなく”ネックに感じてきた自分の特徴について、心理タイプから原因を分析し、対策を練っていくのです。
「無意識だとこうしがち」を知ることで、「意識して対策する」ことができる。
自分のトリセツのページを増やして職場復帰するイメージです。
「村田さん、私のことをどこかで見ていました?」
と言われることもよくありますが、それだけ再現性のあるツールなのがエニアグラム心理学。
パートナーシップにも活かせることから、ご夫婦でのご受講やご相談も増えています。
このように、「点」のハウツー提供ではなく、その方を丸ごと「面」でサポートしていくのが、Sukkiri-Styleのサポート。
「思考」「住まい」「時間」「家族関係」をトータルで整え、あなたの仕事と家庭の両立を支援していきます!
私自身が両立に悩んで退職した一人
大学卒業後、子どもの頃からの夢を叶え、埼玉県公立小学校教員として14年間勤務。
その間、二度の育休を取得し、約5年間子育てと両立しながら、教員を続けました。
教材研究、児童への個別対応、学級通信の発行、保護者へのフォロー・・・
「これで十分」というゴールのない仕事だけに妥協ができず、睡眠時間を削って「時間でカバー」する働き方をしていました。
そんな自分の働き方に限界を感じ、長男の小学校入学を機に思い切って退職。
今から振り返ると、0か100(理想とする担任としての働きが完璧にできないなら退職)でしか考えられなかったのも、退職の原因の一つだと思っています。
「いずれ思い切りできるときが来たら教職に戻る!」
と決意しての退職でしたが、人生初の専業主婦生活を楽しむ中で、TV出演をきっかけに整理収納と出会います。
目に見える“モノ”を整理できるようになると、“時間”や“思考”、“心”といった見えないモノの整理もできるようになることを実感。
「もしかすると、これを知っていたら退職しなくて済んだのでは!?」
という想いに至ります。
と同時に、当時の私と同じように「膨大な仕事量を、時間の長さでカバーしようとしている」女性が何と多いことか!ということにも気づいたのです。
・根性だけでは乗り切れないことがあること
・成果の出ない頑張り方はもったいないこと
・片付けられないのはあなたが悪いのではなく、仕組みを変えればよいこと
・思い込みがあなたを苦しめている可能性があること
・0か100ではない選択肢もあるということ
当時の私が知りたかったこれらの考え方をお伝えすることで、仕事と家庭の両立に悩む女性を減らすことができるのではないだろうか。
お母さんたちに時間と心のゆとりができることで、子どもたちも心豊かに育つのではないだろうか。
そんな想いが強くなり、家庭も仕事も頑張りたい女性たちをサポートしたい!と、2016年1月に起業し、訪問お片付けや整理収納講座からスタートしました。
現在は、オンラインを中心に、育休中の方がスムーズに仕事復帰するためのサポートに力を入れるとともに、復帰したその先の両立生活もサポートしています。
また、組織に属して働くことの大変さとやりがいや、コロナ禍を経た学校の現状を体感しながらサポートしたいという想いから、2022年度には、非常勤講師として小学校に現場復帰を果たしました。
・授業を通して【児童】へ
・地域講座を通して【保護者】へ
・復職プログラムや校内研修を通して【教員】へ
三方向から学校現場に関わっています。
復帰したその先も役立つ「自分軸で選ぶ力」
「何が分からないかが分からないのが不安」
初めての育休復帰を控えた方が言われる言葉です。
そんな方々が、数ヶ月後には
「仕事復帰がちょっぴり楽しみになりました!」
「復帰準備を通して、家族の協力体制が万全になりました!こわいものはありません!」
とおっしゃいます。
不安に蓋をせず、その原因を明らかにし、一つ一つ対策をしたことで自信を得ることができた証拠。
ここで得た自信は、復帰準備にとどまらず、復帰したその先も数年に一度は訪れるであろう人生の岐路において、「積極的な選択」ができる「自分軸で選ぶ力」にも繋がっています。
学校・家庭・地域が“ゆとり”をもって、未来を担う子どもを育てる社会
「社会の宝として子どもを育てよう!」。
これは、文部科学省からも提言されていることです。
14年間の教員生活の中で、子どもを育てる環境として「家庭」の果たす役割を大きく感じてきました(だからこそ、私自身も両立に悩み、退職しました)。
また、今後は少子化が進むことによる労働力人口の確保の観点からも、経済の停滞という状況下からも、一層の女性の社会進出が予想されます。
こうした中においては、21世紀の少子高齢社会は、子育ての負担を母親のみに集中する状況を緩和し、地域一体となった子育て支援が行われることが必要です。
もはや「仕事か家庭か」という時代ではありません。「妻(夫)の家庭と仕事の両立」や、それを支える「パートナーの働き方改革・家事育児への協力」は、社会的課題だと考えています。
最近では、教員だけでなく、一般企業にお勤めの様々な職種の方からのご相談をいただく機会も増えてきました。
職業問わず、育休復帰や両立の悩みは共通する部分が多いです。業種の枠を越えて、働く女性の知恵を集約し、相互に生かしていただきたいと願っています。
職場によっては、まだまだ子育て世代が働きやすくなる環境が整っていないところがあるのも事実。
職場の働き方改革が追いついていないなら個人から!
復帰準備を通して身につけた優先順位や時間管理力、整理収納力、マルチタスク能力などは、必ずや職場環境を少しずつ変えていくことに寄与していくと信じています。
自己紹介動画
【関連記事】
育休明け教員時代を振り返って~両立の苦悩と退職までの道のり~
保有資格
- 整理収納アドバイザー1級(ハウスキーピング協会)
- エニアグラムお片づけ士🄬アンバサダー(エニアグラムお片づけ)
- 親・子の片づけインストラクター1級(親・子の片づけ教育研究所)
- オフィスミカサ認定 ホームファイリング®上級レッスン修了
- 防災備蓄収納1級プランナー(防災備蓄収納プランナー協会)
- クリンネスト1級(ハウスキーピング協会)
- 小学校教諭一種免許状
- 中学校教諭二種免許状(国語)
メディア出演・掲載
- 2013.8 フジテレビ ノンストップ!「収納王子コジマジックの突撃!隣の収納」出演
- 2013.8 雑誌ESSE9月号『写真の整理術』掲載
- 2017.2 ラジオFMチャッピー出演
- 2019.4 マミング埼玉発行 子育てを自分らしく楽しむ情報誌「ママノコト」『子育てママの防災活動』に掲載
- 2019.6 地域新聞「ショッパー」掲載
- 2021.2 埼玉新聞掲載(2021.2.20付 経済面)
- 2021.8 ラジオ日本「埼玉 彩響のおもてなし」出演
- 2022.8 宝島社「いますぐやる人になれる100の習慣」掲載
- 2024.4 日経xwoman「テンパる毎日の処方箋~育休復帰や異動で想定外の忙しさ 破たんの危機避けるには~」インタビュー記事掲載
- 2024.7 ラジオFMチャッピー出演
著書
・2022年4月出版
「スムーズな職場復帰を叶える4つの整理~育休ママの教科書~」
実績
■出張講座・講演会・出前授業 2023年12月現在
・2016年 5件(受講者 のべ150名)
・2017年 8件(受講者 のべ450名)
・2018年 9件(受講者 のべ500名)
・2019年 26件(受講者 のべ1500名)
・2020年 16件(受講者 のべ180名)
・2021年 12件(受講者 のべ150名+録画受講者1400名~)
・2022年 13件(受講者 のべ260名)
・2023年 16件(受講者 のべ525名)
主な実績
所沢市教育センター「けやきの会」講演会 / 東京都立清瀬特別支援学校 教職員研修会
狭山市立南小学校 5年生3クラスへ家庭科「整理整とん」授業
埼玉県学校事務研修会
横須賀市教育委員会主催夏季研修会
■訪問お片付けサポート(オンラインは除く) 2023年12月現在
のべ287件 1167時間
■教員・育休ママサポート 2023年12現在
受講者・相談者数 のべ203名
■自主開催講座 2023年12月現在
・2016年 20本
・2017年 31本
・2018年 22本
・2019年 14本
・2020年 21本
・2021年 22本
・2022年 29本
・2023年 31本
■エニアグラム診断 2023年12月現在
・2020年(モニター診断) 10名
・2021年 17名
・2022年 20名
・2023年 17名