中学生からの質問「小・中の教科書はいつまでとっておく?」我が家の場合

先日、出前授業をさせていただいた中学2年生。

授業の感想とともに、いくつか質問をいただきました。

授業の様子はこちら

 

中学生出前授業の感想

 

中でも特に多かったのが、「小学校や中1のときの教科書はどうしたらいいですか?」というもの。

質問を書いてくれた生徒には、直接回答を書きました(感想のみの生徒にも返事を書きました)が、こちらでも私の考えを書いておきたいと思います。

 

小学校の教科書

息子の場合、小学校の教科書を復習のために見返すということはほとんどありませんでした。

長い教員経験からも、前学年の教科書を持ってきてと指示を出すこともなかったように記憶しています。

 

■活用目的なら・・・春休み中に処分

我が家では、前年度の教科書は、春休み中にノートやドリルとともに見直し、処分しています。

とっておいても、見返すことがないからです。

その際、中には2年間や6年間使用する教科や教材もあるので注意が必要です。

前学年の復習に使うかも?という場合も、授業で前年度の復習を行うのは4月中なので、春休み中に仕分けまでしておき、処分はGWあたりに行うでもいいと思います。

確実に見返すノートや再度解き直すドリルがあるという場合は、とっておき、大いに活用しましょう。

 

■保管の目的は様々・・・目的によって期限を決めて

今は活用はしないけど、念のため保管しておきたいという方もいらっしゃいます。

その場合、「1年分」などと期限を決めておくといいでしょう。

ご家庭で保管に割けるスペースを見ながら期限を決めます。

 

また、下に兄弟姉妹がいる場合、「万が一失くしたときのために上の子のをとっておく」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

その場合、教科書の改訂が4年に一度あり、内容が変わる場合もありますので、最大でも4年を区切りにするといいでしょう。

 

また、思い出として保管しておきたいという場合、6年分とっておくご家庭もあるかもしれません。

お宅に十分なスペースがあるならそれでもいいと思います。

ただし、あくまでも「今使っている物をしまう場所があるか。」「今使っている物が使いやすい状態になっているか。」ということが大切です。

 

中学校の教科書

 

中学校の教科書

息子はこの春中学校へ入学したばかり。

正直、様子が分からないため、今のところ3年分保管しておく予定でいます。

■受験勉強に使う可能性

当然、受験教科については、何らかの形で復習していくことになります。

その際、どんな教材を使って復習するかは、現段階では分かりません。

今後、「理科はこのノート」「社会はこの資料集」といった具合に、長く活用できるものが見えてきたら、それだけを残してあとは処分、としていくかもしれません。

どんな教材が勉強しやすいかは、息子本人でないと分からないので、相談しながら決めていくことになります。

 

■受験教科でない教科書は3年使用の物が多い

ならば、受験教科以外はその学年が過ぎたら処分でもいいのでは?と思いますが、受験教科でない教科書は、3年使用の物が多いのです。

よって、必然的に3年保管となります。

 

■スペースがある

今のところ、息子の部屋にはまだまだスペースがあります。

特に困っていないので、無理して処分は考えていません。

 

今後、部活などの物が増えてスペースに困るようなことが出てきたら、その時に優先順位を考えて処分するという可能性もありますが、現時点では、3年保管、受験後に処分、という予定でいます。

※高校によっては、中学で使っていた副教本を使うところもあるそうです。入学案内で確認する、処分するのは高校入学後にする必要がありそうです。

 

オマケ 高校・大学の教科書

学部や学科、あるいは職業によっては、高校や大学の教科書・辞書が必要になる場合もあります。

特に専門書は、判断を慎重にする必要がありそうですね。

 

まとめ

いかがでしたか?

とっておく場合も、今学校で必要な教科書とは別の場所に保管し、混ざらないようにすることが必要です。

前年度のものを別にすることはもちろん、「上・下」巻に分かれている場合も、気をつけてくださいね。

机の上は「今使っている教科書」だけにするのがポイントです。

 

職場復帰の不安を解消できる無料メール講座

コメントを残す