中学校で出前授業!中2へ整理収納講座を行いました
先日、新年度がスタートしたばかりの中学校2年生に向けて、整理収納の授業をさせていただきました。
1クラス1時間ずつ、計4クラスの皆さんとの授業でした。
中学生・・・お片づけどころではない時期!?
中2になったこの時期と言えば、最下級生の緊張感から解放され、受験もまだ現実的ではありません。
部活、友人関係、塾、恋愛(?)・・・にエネルギーは注がれ、普通に考えれば「お片づけどころではない」時期なのでしょう。
大事なお便りも渡してくれず、提出物もなかなか出ない。
部屋は散らかり、掃除もできなくてイライラ。
もしかすると、片づいていなくて困っているのは本人ではなく、お家の方や先生など、周りの人なのかもしれませんね。
片づけを“自分事”として捉える
現に、「片づけは嫌い・苦手・面倒くさい」と考えている生徒が、実に9割以上いました。
一方で、探し物が多いと時間の無駄、片づいていないと気持ちが悪い、掃除がしにくい・・・など、片づいていないことのデメリットに気がついている生徒もいました。
(中には、「なくしたら買えばいい!」なんて子もいましたが (^^;))
そう、片づけをするとメリットがたくさん!
これらを実感できないのはもったいない!!
お家の人に言われるから・・・
ではなく、これから大人へと進んでいく生徒には、「自分のためにいいことがある!」ということを知り、実感し、「自分のための片づけ」をしていってほしい。
そんな気持ちで、授業をさせていただきました。
生徒たちの反応
正直、反応も様々。
関心度も個人差があるようでした。
一方で、
「使っていない物をいっぱい持ってた!」
「もらい物だと、使いにくくてもなんなくそのままにしちゃう」
「筆箱の中は、使っている物だけだった」
など、自分の物の持ち方について、色々な気づきを得ている子もいました。
「帰ったら○○を片づけたい」
「プリントやお便りを分けられるようにしたい」
「物を大事にするとは、物を使ってあげることというのが印象に残った」
などの感想とともに、具体的な質問を書いてくれた生徒さんもいました。
自分に必要な物を選ぶ、優先順位を決める・・・お片づけで育む力は、将来の自分の生き方を決める力にも通じます。
たった1時間の授業ではありましたが、これをきっかけに少しでも意識し、生活の中に取り入れていってくれたらと思います。
この度は、素敵なご縁をいただきありがとうございました。