親が子どもの作品を捨てられない!場合の対処法
5年間、作品を溜めていらしたお客様
子どもが作った作品、とりわけ場所を取る立体作品の扱いにお困りという声をよく聞きます。
もちろん、スペースがあって困っていないのであれば、納得いくまで保管してOK。
ですが、
・「作品を捨てるのは忍びないけれど、部屋が作品で埋もれていく・・・」と困っている
・ホコリが溜まっていたり、溢れる作品のせいで「よく使う他のモノ」の居場所がない
のであれば考えもの。
作品一つ一つに「これは、○○の時にこうやって描いたものなのよねぇ」と思い入れがあるご様子。
1.「手放す=成長」と捉える
子どもは「作ること」が大好き!
作った「作品」ではなく、「作るという行為」に目を向けてみましょう。
お子さんの作っているときの気持ちは?
どんなことをイメージして、どこを工夫したのでしょう?
子どもって、大人が思いつかないような独自の世界観で物事を考え、面白い発想をしますよね。
作品はあくまでも「結果」。
作ることを楽しむ、手を動かしてあれこれ考える、「過程」が大事。
そう考えると、作品自体を取っておくことにあまりこだわらなくてもいいのかもしれません。
そう、次々と新しい作品が生まれるのはお子さんが成長している証なのです。
捨てるのはいけないこと、という思い込みを捨て、「手放す=成長」と捉えるといいと思います。
2.全部取っておくのが「いいお母さん」?
もしも、あなたが
「子どもの作品を全て取っておかなくちゃ。」
「捨てるなんて、悪い母親だわ。」
と思っているとしたら、それは思い込みです。
溢れる作品のせいで、よく使うモノがしまえずイライラするよりも、片づいた部屋でお子さんとの会話を楽しむ。
その方がきっとお子さんも嬉しいのではないでしょうか。
3.別の形で残す
それでも手放すのが忍びないという方は、写真に撮ってさようならを。
作品だけでなくお子さんも入って写真に撮るのもオススメ。
その時のお子さんの様子も分かります。
注意点としては、何年分もの作品を溜めてからまとめて撮ろうとすると、
「これはいつのだっけ?」
「これはいったい何?」
となって、時間もかかり、とっておいた意味が半減してしまいます。
ですから、写真に残す場合も、「タイミング」をお子さんとある程度決めておくといいですね。
(例:次の作品を持ち帰ったら 飾るコーナーがいっぱいになったら 等)
今回のお客様は、5年分溜まっていたので、このように成長の足跡を追う形で撮影しました。
また、撮った写真も撮りっぱなしにしないこと。
「何のために撮っておくのか?」(目的)を明らかにしておくことで、データも残し方が変わります。
例えば、折に触れて手に取って見たいという方は、フォトブックやコラージュプリントで作品集にするという方法もあります。
コンパクトな形ならば、気軽に手に取って見ることができますね。
今は、スマホやPCから簡単に注文できるサービスが各社から出ています。
方法とスパンをあらかじめ決めてしまうとその都度悩まなくて済みそうです。
作品自体を取っておかなくても、違う形で取っておくことはできるということです。
まとめ 作品の所有者は作者
そもそも、作品の所有者は作者、つまりお子さんです。
お母さんの感情よりも、お子さんの気持ちを尊重しましょう。
もう次のものに興味が移っているのなら、その作品は「役目を終えた」ということになります。
反対に、お子さんが「全部取っておく!」という場合にはこちらの記事をご参考までに。
私は、エニアグラム心理学も用いて、お客様の特性に合わせたサポートをおこなっています。
今回は、作品に思い出やお子様への思い入れをお持ちの方に合った方法で、作品整理のお手伝いをさせていただきました。
訪問、オンライン、どちらのサポートでもあなたに寄り添ったサポートをさせていただきます。
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