【訪問サポート実例】育休復帰前に何とかしたい!おうち丸ごとお片付けサポート
「片付けぐらい自分たちで何とかしよう(何とかなるはず)」
そう思って、ご自分あるいはご家族で頑張っていらっしゃる方も多いですよね。
一方、「自分たちで」と思いながらも、ずっと重たい腰をあげることができず、家の中は一向に片付かないまま・・・
というお宅も多いのではないでしょうか。
だとしたら、本当に「片付け“ぐらい”」なのでしょうか?
引っ越し後、ずっとこの状態!
自分達ではどうにもならない!
プロの手を借りてでも、何とかしたい!
そう判断し、思い切ってご依頼くださったお客様。
今回は、そのおうち丸ごとサポートの実例をご紹介します。
初回訪問+おうち丸ごとコースで、計9回訪問しています。
おうち丸ごとコースでどのぐらい片付くの?と思っている方の参考にもしていただければと思います。
もうすぐお仕事復帰!
育休中で、もうすぐ仕事復帰を控えた育休中のお客様。
お困りごとをお聞きすると、
●急な来客が来ると大変!(1時間ぐらいかけて『移動』『隠す』ことをしています)
●探し物が多い
●帰宅した時のウワッとした何とも言えない感じがイヤ
●ゴミが出しにくい(置き場所から溢れてしまう)
●片付けてもすぐに散らかる
●子どもたちの支度や着替えなど、一つ一つの行為がラクではない
復帰に向けて、なんとか上記を改善し、毎日を少しでもスムーズにしたい!というのがご希望でした。
復帰までのタイムリミットは、3ヶ月弱!!
訪問1回目:初回3時間(ヒアリング+お片付け体験)
なんと、ご家族全員お揃いの日にご予約!
ご主人様と小学生のお兄ちゃんからもお話を伺い、お子様と私がおスペースを、ご夫婦で階段下収納をお片付け体験していただきました。
スタートが、家族全員で切れ、懸案事項の一つ「ゴミ置き場問題」が軽くなったというのが大きかったように思います。
訪問2回目:リビング隣の部屋
最初に取り掛かったのが、リビング隣のDENと呼ばれているお部屋。
リビングに面していてとても便利な場所にあるお部屋です。比較的よく使うものや、園グッズなどを置くには最適。それゆえ、ここに様々なものが無造作に集まってきてしまう印象でした。
<ビフォー>
このお部屋次第でリビングのスッキリ感も変わってくるはず!
と、まずはこのDENから取り掛かりました。
<アフター>
お子様のおしたくグッズを入り口付近にまとめてお子様がやりやすく。
住所の決まっていなかったモノたちにも、全て住所を決めました。
訪問3回目:脱衣所
次に取り組んだのが、家族全員がストレスを感じていた脱衣所。
実は、洗面所は隣のスペースに別にあるため、一般のお宅よりも脱衣所のスペースが大きいのです!
そのため、ここに家族全員の服が大集合し、とても使いにくい状態になっていました。
<ビフォー>
服を上から重ねているため、何がどこにあるか分からず。
お子さんにも自分で着替えを出して着てほしいのに、見当たらないため、ママが忙しい中毎朝必死に探す日々。
復帰後、こんな生活だと、毎日が回らな―い!自分のことは自分でできる仕組みを作っておきたい!!
ということで、全出しです。
写真にはありませんが、背面の引き出し収納と合わせて、「どのぐらいあったら足りるか」という適正量を考え、この収納内に収まる量にしていただきました。
<アフター>
スッキリ✨
これまで、ハンガーに掛けることになっていた制服は、
ハンガーに掛けるのが面倒⇒掛けずに他の服の上に置く⇒その上にまた別の服が置かれる
ということになり、悪循環ということが判明。
そこで、シワにならない素材の制服は、かごにポンでOKという仕組みに変更しました。
作業当日、園と学校から帰った二人のお子様が、なんとママが説明しなくても自分から脱いだ制服をかごに入れていたのですって!
意識しなくても戻したくなる仕組み・・・これは、忙しいお宅には必須条件ですね。
訪問4回目:キッチン
<ビフォー>
スイッチが入れば、判断のスピードが速いお客様。
4時間で、キッチンの引き出し内も全て整理し、快適なキッチンに生まれ変わりました。
<アフター>
訪問5回目:2階洋室A(子供部屋)
1階が使いやすくなったところで、いよいよ2階へ。
物置になっているお部屋が2部屋ありました。
まずは、子どものプレイルームとして機能させたいお部屋から。
大量のおもちゃと子供服たち。
今着ている服の置き場所は脱衣所がですが、シーズンオフやお下がり、出番待ちの服が大量にしかもあちこちに点在してありました。
1ヶ所に集めて、分類。
3人分のシーズンオフ・出番待ちの服をクローゼットに収まるだけに。
<アフター>
3人分の子供服が、脱衣所とこのクローゼットにまとめることができたことで、大変気持ちがスッキリされている様子が見えました。
と同時に、床も見えました(笑)!
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訪問6回目:2階廊下・寝室ウォークインクローゼット
子供服がスッキリまとまったら、大人服も!
ということで、ウォークインクローゼットに着手。
初回のヒアリングの時に、「このクローゼットは使いにくくて、あまり活用できていないのですよね。」とおっしゃっていたご夫妻。
実は、クローゼットが使いにくいのではなく、収納グッズや置き方によって使いにくくなっていたのですね。
蓋つきのプラケースは、しまって満足になりがち(保管しっぱなしになる率が大)!!
これをどかして、かわりに奥で使いにくく埋もれているチェストを正面に持ってきて生かすことにしました。
<アフター>
結果、いくつものプラケースが不要になりました。
訪問7・8回目:2階洋室B(書斎)・納戸・廊下
もう一つの物置になっているお部屋と廊下や納戸にも着手。
<ビフォー>
1回は、ご主人のお休みの日にサポートを設定し、一緒に整理をしていただきました。
復帰はママだけの問題ではありません。こうして協力して復帰準備していこうというのは心強いですね。
正直、このお部屋の整理をしきるには、もう少し時間が必要です。
ですが、少しスぺースができたことで、子供部屋にあったデスクやPC、プリンターなどの大人の物をこちらの部屋に移動することができました。
<アフター>
こちらの部屋は、引き続き整理を続けていただき、「書斎」として機能できるようにします。
訪問9回目:2階洋室A(子ども部屋の完成)
さあ、いよいよ最終回!
お子さんの特性や遊び方を考慮し、こんな配置にしました!
工作好きのお兄ちゃんは、段ボールなどで作ったものをしばらくとっておきたい派。その際に、妹・弟の邪魔にならないようにということを考え、奥のスペースをカラボで仕切って秘密基地のような「お兄ちゃんスペース」を確保。
とても喜んでくれて、早速自分の好きを並べたり、カラボの中を使いやすく工夫しながら収納したり。
創意工夫を発揮していました!
そして!
早速この日、お兄ちゃんだけでなく、3人のお子様みんなでこの部屋で遊び始めたとのこと。
しかも、ママが言わなくても、自分たちで片付けていました!と、嬉しそうにご報告をいただきました。
この部屋がプレイルームとして機能することで、リビングの散らかりもこれまでとは全く変わってくるでしょう。
ビフォーアフターまとめ
以上、全9回(初回3時間+4時間×8回)のサポートでの変化です。
最終回、当初おっしゃっていたお悩みを読み上げたところ、「全部よくなっています!」と、ママさん。
こうして振り返ると、他にも復帰準備がある中、たった2ケ月弱の間に、本当によく頑張りました!
「モノの片付けだけではなく、『断る』ことが抵抗なくできるようになり、ママ友との会話も自分の軸を持って聞けるようになったんです!」とママさん。
見えるモノの片付けを通して、目に見えない「時間」「コト」「人間関係」なども、整理する考え方が身についてきたということを実感されたのですね。
「片付けぐらい自分たちで何とかしよう(何とかなるはず)」
という思いから、あの時ご夫婦で一歩踏み出してくださって本当によかった。
4月から、園や学校、職場から疲れて帰ってきたご家族を、整ったおうちが「お帰り」と迎えてくれることでしょう。
片付いた家は、忙しいあなたたちの味方です。
思い切り、お仕事も楽しんでくださいね!
この度は、大事な復帰準備の片付けをお手伝いさせていただき、ありがとうございました。
ご利用いただいたのは、おうち丸ごとサポートでした
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