【ビフォーアフター】開け閉めのしづらい古い食器棚での食材管理
キッチンのお片づけサポートに伺いました。
リフォームすることもご検討中の築約35年のお宅。
いずれリフォームするにしても、モノが多すぎるので、このままでは全部出すことが難しい。
まずは、モノを減らして今の生活をしやすく、ということで今回のサポートをご依頼くださいました。
今回のサポート場所は、食器棚です。
※モニター様の為、掲載のご許可をいただいています。
上段左
上段中央
上段右
中央段
下段左
下段右
・普段使いの食器は大体一ヶ所にまとめられているものの、来客用の食器が数ヶ所に散らばっていて、いざというときにサッと出しにくい。
・薬も同じ種類のモノがダブってとってある。
・食材も、棚にそのまま押し込んである状態のため、食材の種類や、賞味期限が古い物と新しい物が混在している。
などがお困りの内容でした。
モノが増える悪循環を断ち切る!
話を聞いていくと、モノが増える悪循環が起こっていることが分かりました。
モノが多く、何がどのぐらいあるのか把握しづらい
↓
心配になってすぐに買ってきてしまう
↓
モノが増える
↓
把握しづらい
という具合です。
こうしたことは、思い当たる方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回のサポートでは、
「何がどのくらいあるのか一目で分かる=安心できる」状態にしておくこと
をテーマに、作業していきました。
使いにくい扉は思いきって外す!
築年数の経過しているこちらのお宅。
お使いの家具も、古い物が多く見られます。
今回の作業場所である食器棚も例外ではなく、食器の重さもあり、食材を入れている下段の右側の扉が開け閉めしにくい状態に。
開閉しづらいことでよく使う物をしまえず、結果的には、ほとんど使っていない物をしまい込んでおくスペースとなっていました。
つまり、開け閉めしにくい扉のせいで、棚半分が使えない“もったいない”スペースとなっていたのです。
そこで、思い切って扉を外すことに!
オープンになることで、食材が一目で見渡せるようになり、食材の出し入れもワンアクションで可能になります。
埃が入りやすいというデメリットがありますが、種類別にカゴにいれることで、掃除もしやすくなります。
何より、古い物から新しい物へと、食材も循環していく仕組みになっていれば、汚れも溜まる間もなく消費していくはず。
サポートでは、それぞれのメリット・デメリット(対策)をお伝えし、最終的にはお客様に判断していただくよう心がけています。
今回は、一目で見渡せることを優先し、扉を外すことを選択されました。
※扉を外したのは、食材を管理する下段のみで、食器を入れるスペースは外していません。
収納用品は、使う人の特性に合わせて選ぶ
扉を外した場所の食材管理に使う収納用品は、あえて透明で中身が見えるものを選びました。
これは、ヒアリングの中で、お客様が見た目はそれほど重要視されず、一瞬で判断できる仕組みを望まれていると感じたからです。
また、お客様だけではなく、同居されている高齢のお父様にも分かりやすくということで配慮しました。
見た目スッキリを好まれる方には、真っ白い用品で統一したりと、お客様の好みや特性に合わせて収納用品も選んでいます。
サポートの中で、収納用品のアドバイスや選定をしてほしいという方は、ご要望を遠慮なくお伝えくださいませ。
ビフォーアフター
上段ビフォー
上段左
上段中央
上段右
上段アフター
上段左
上段中央
上段右
左には、ご家族用の薬と、保存容器類。
中央には、お父様の薬と、来客用の食器。
そして、作業台に一番近い右側には、普段使いの食器を配置しました。
中段ビフォー
↓
中段アフター
下段ビフォー
下段左
下段右
下段アフター
お客様の反応
要・不要に分ける整理の段階は、体のあまり丈夫でないお客様にとって大変な作業だったと思います。
そんな中でも、
「あ、こんなところに○○があった!買わなくて済んだ♪」
とか、
賞味期限切れを迎えているいくつもの同じ食品が出てきては
「いやだ~、なんで私こんなに買っちゃったんでしょうねぇ。」
などと、色々と気づきながら分別されていました。
また、これまでは、棚に直接押し込んでいた食品。今回、収納用品を使って納め終わった棚を見て
「こんな風にやってみたかったんです!!」
と、とっても喜んでくださいました。
6月にはご親戚(これまでのお宅の状況もご存知)がいらっしゃるそうで、自慢しよう♬とおっしゃていました(笑)。
一ヶ所にまとめた来客用の食器も大活躍しそうですね。
今回、ご利用いただいたのは、3時間コース(3回目のご訪問)でした。
片づけたい!でも、一人ではなかなか・・・という方は、お手伝いいたします。お気軽にお問い合わせください。
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