復帰日ギリギリまでサポート!仕事復帰準備セミナー受講生の宿題報告
11月から2月まで、4回の講座をおこなってきた「育休教員のための仕事復帰準備セミナー」。
第2期の受講生の方々も、この春、学校現場へと復帰していかれました。
最終回は2月の上旬でしたが、このセミナーは復帰日ギリギリまでアフターフォローが付いています。
今回のメンバーは、メールを使って連絡を取り合い、励まし合いながら復帰日を迎えました。
そのメールでは、最終回の宿題報告はもちろんのこと、お役立ち情報の提供や質問、時には愚痴も(笑)。
最後まで「一人じゃない!」という気持ちで、準備を進めていかれたのではないでしょうか。
最終回の宿題報告➀~保育園用品の準備~
保育園が決定し、説明会が終わり次第、「保育園用品の準備をする」というのが一つ目の宿題です。
最終回では、保育園の準備に必要なことを様々な視点でお伝えしています。
単に、用品を準備するだけでなく
・お名前の付け方
・家族にも分かりやすいお支度コーナー作り
・忘れ物をしない工夫
など。
お名前付け一つとっても、今は情報がありすぎて、どんなグッズを使えばいいのか迷ってしまいますね。
講座の中でも私がポイントをお伝えしていますが、受講者同士のメールのやりとりの中でも
「○○さんのオススメしていた△△を使ってみたけど、とてもよかった!」
という報告がよく見られました。
経験者や情報を持っている人から聞く
というのは、復帰までに限られた時間しかない方々にとって、効率よくいい方法を見つけるためには必要なことです。
セミナーに間に合わなかったという方や、年度途中復帰という方には、マンツーマン講座で対応しているため、残念ながら受講者同士の情報交換ができません。
そこは、過去の受講者の方々の事例をご紹介することで、カバーしています。
最終回の宿題報告②~一日の流れシミュレーション~
復帰日までに「一日の流れを、家族で実際にシミュレーションしてみる」というのが、最終回の二つ目の宿題です。
これは、皆さん本当に試行錯誤していらっしゃいました。
・朝、自分がなかなか起きられない
・子どもがぐずって車に乗ってくれない
・子どもが朝食を食べてくれない
・雨の日は、送迎に時間がかかる
・一週間続けてみたら本当に疲れた!自分の体力が思いの外落ちていることに気づいた。
・夫婦で分担にこだわらず、「臨機応変」に動いてみた日・・・誰がやるのか曖昧になり、結局全ての家事が終わらず全員寝てしまった。「阿吽の呼吸」は無理!!(笑)
うまくいかなかった途中経過さえもお互いに報告することで、他の受講生にも参考になり、また自分の課題とその対策も整理することに繋がったようです。
皆さん、復帰が近づくにつれて、見事に課題を分析し、しっかりと対策を立てられていたのには、私も感心させられました。
復帰後も交流の機会を
気になるのは、卒業生たちの復帰後の生活や仕事ぶり。
どこでもドアがあったら覗きに行きたいくらいです(笑)。
受講生たちご自身も、復帰したからこその悩みや、見えてきたことがあると思うのです。
そんな想いを共有すべく、また夏あたりに卒業生が集まれる場を設けたいなと考えています。
4回のセミナー終了後も、活発に意見交換していた受講生たち。
まさに、4回のセミナーではなく、4ヶ月間のセミナーになりました(と自負しています)。
こちらの「育休教員のための仕事復帰準備セミナー」は、来期は2019年4月に復帰予定の教員の方向けに、11月に開講する予定です。
・教員以外のお仕事の方
・年度途中復帰の方
・遠方の方(ZOOM受講可)
には、マンツーマン講座で対応していますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせくださいませ。