【お片づけサポート実例】防災備蓄の見直しを兼ねたクローゼットのお片づけ
お片づけサポート実例のご紹介です。
今回で4回目のサポートとなるI様。
継続サポート最後の片づけ場所は、クローゼット。
L字型をしたウォークインクローゼットです。
ビフォー
枕棚には水着やシーズンスポーツのグッズなど、ハンガーにはご夫婦の衣類と大量の紙袋が掛けられていました。
その下は、スーツケースをはじめ、非常用持ち出し袋や非常食、その他「とりあえず」と置いてしまっているモノで床が埋まっています。
今回は、クローゼットのお片づけではありますが、お洋服の見直しではなく、雑貨や防災グッズの見直しがメインです。
防災グッズや非常食は定期的な見直しを
このクローゼットのある部屋が玄関から近いこともあり、ここにしまってあった非常用持ち出し袋。
定期的に点検していないとのことだったので、この機会に一緒に見直しをしました。
すると、食材はほとんどが賞味期限切れ。
ウエットティッシュも消費期限切れでした。
せっかく備えていても、期限切れではいざという時に使ったり食べたりできませんね。
定期的に中身を確認することをオススメしました。
(我が家は、9月と3月におこなっています。)
その他にも
・水の備蓄・・・最低3日分、できれば1週間分を
・一つのリュックが重すぎて持ち出せない(できれば人数分のリュックを用意し、それぞれのリュックに分散させる)
・持ち出し袋に入れるには多すぎる物、足りない物をピックアップ
など、現状から気づいたことや改善点をお伝えしました。
使用頻度の低いスーツケースに備蓄品を収納
サポート当日はお仕事で不在のご主人管理のモノについては、使っているかどうか、処分していいかどうかを事前にご主人様に確認しておいてくださったI様。
「保留」とご主人がおっしゃっていたのがスーツケースとのこと。
出張の際には、違うかばんを持つことが多くほとんどスーツケースは使わないとのことですが、思い出の品でもあるそうで、処分する決断までには至らなかったそう。
ご主人の気持ちを尊重し、スーツケースは残すことに。
その代わり、スーツケースの中の空間を生かすことにしました。
クローゼットの床に溢れていた非常食や非常用トイレ、ウェットタオルを入れることに。
外側には、中に入っている物とその賞味(消費)期限をわかるように貼っておきます。
ビフォーアフター
before→
→after
足元の床が空き、文字通り「ウォークイン」できるようになりました(笑)。
防災や備蓄についても、関心をお持ちのI様。
これを機に、少しずつ備えをしていかれることでしょう。
使っていないモノで占領されているスペース。
そのスペースこそがもったいない!
使っていないモノはさようならし、備蓄品にスペースを譲ったら・・・
命を繋ぐ物のスペースになるのです!!
当方、防災備蓄収納1級プランナーを取得していますので、ただ片づけるだけではなく、防災の観点からもアドバイスさせていただきます。
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