【お片づけサポート実例】何年かぶりに勝手口が開けられました!
キッチンのお片づけサポートの実例紹介です。
3世代同居のお宅。
ご依頼主様は3人の子育て中のママですが、キッチンはお母様もお使いになるとのこと。
今回は物量が多いため、2日間に渡って行いました。
ビフォー
床や作業台にもモノが溢れていて、料理がしにくいばかりか、通路が塞がれています。
このお宅のモノの多い原因は、
・家族が多い(7人)
・居住年数が長いため、これまで見直す機会がなかった
・もらい物が多い
・買い物好きなご家族がいらっしゃる
といったことが考えられます。
食器棚や収納棚の前もモノで塞がれているため、アクセスがしにくく、つい手の届く範囲にモノを置いてしまい、また手前にモノが溢れる・・・という悪循環になっていました。
大がかりなキッチンのお片づけ、手順はどうする?
通常、ご自身で片づけを進める手順として、講座などでは「引き出し一つ、棚一段など、小さなところから少しずつ」とお話しています。
広い範囲を一気にやると、出したはいいが戻せないことが予想され、ハードルが高くなってしまうからです。
しかし、今回のお宅のようにプロと一緒に一気にやる場合、場所ごとよりもアイテムごとにやる方が効率がいいと考えます。
なぜなら、片づいていないお宅の場合、同じアイテムのモノがあちこちに点在しているため、場所ごとではそのアイテムの全量を一度に把握することが難しいからです。
今回は2日間(4h×2日)の予定だったため
①初日・・・食品
②2日目・・・日用消耗品、調理器具、雑貨、カトラリー
という手順で行いました。
今後、2日間でできなかった食器を見直していく予定です。
ビフォーアフター
一軍のキッチンツールだけに絞りました。
引き出し2段目
キッチンのあちこちに散らばっていたカトラリーを集合させました。
引き出し3段目
二軍のキッチンツールをざっくりと
引き出し4段目
ザル類に絞って取り出しやすく
調理台周り
同居されているお母様がよく使うモノは厳選し出したままに。
それでも調理台にスペースができました!
勝手口周り
何年ぶりかで勝手口が開けられるようになった!と依頼主様もお母様も喜んでくださいました。
本気で頑張った依頼主様
今回のお片づけは、始めるまでは正直「何回かかるかな?」と見当をつけるのが難しかったです。
2回の作業では食器の見直しまでには至りませんでしたが、それでも私の予想よりも進んだのは、依頼主様の頑張りがあったから。
作業初日までの2週間で、明らかに処分できるものを減らしておいてくださったこと。
作業時間内ではやり切れない、賞味期限の切れた大量の食品の処分(缶詰の中身を空けて洗うなど)をお一人でやってくださったこと。
ご家族の買ったモノやご自分だけで判断できないモノは、ご家族に確認しておいてくださったこと。
などが、2日間(4h×2日)で劇的に使いやすいキッチンに生まれ変わらせることができた要因です。
本当に主体的に取り組んでいらっしゃいました。
その姿と片づいた場所をご覧になって、同居されているご両親も「ご自分たちの部屋を片づけたい」という想いを持たれたようです。
今後は、ご両親様のお片づけもサポートさせていただく予定です。
大がかりなキッチンのお片づけ、本当にお疲れ様でした!