【ビフォーアフター】捨てるのはイヤ!小2女子の学用品置き場づくり

夏休みは、お子様とのお片づけにも伺っています。

 

今回ご紹介するのは、小2の女の子。

お母さんからのご依頼でしたが、家族皆(お母さん・お父さん・娘ちゃん)で一緒にお片づけを学びたいとのことでした。

※モニター様の為、掲載のご許可を頂いています

 

学用品置き場がいつの間にか・・・

今回片づけたい場所は、こちらの学用品置き場。

学用品置き場

 

リビング学習をする娘ちゃんのためにと、スペースをあげたサイドボードですが、いつの間にか教材が溢れ・・・

 

ランドセルは、床置きになってしまっているのだそう。

ランドセル

 

よかれと思って作った仕組みが・・・

実は、元々ランドセルの住所は、こちらの棚の枠の中に作ったとのこと。

ランドセル置き場

 

それが、いつの間にかここには入れなくなり、「どうせランドセルを入れないのなら」と、他の物が入っていました。

娘ちゃんに確認すると、元々の住所では、「なんか入れにくい」とのこと。

せっかく、お母さんが作ってくれた住所ですが、娘ちゃんにとってはベストではなかったようです。

 

手放すことに抵抗のある娘ちゃん

さあ、では仕組みを作り直しましょう!と張り切っていたのですが・・・

実は、娘ちゃん、最初のヒアリング当初から、私が話す度にシクシク、目はウルウル・・・

 

「捨てさせられちゃう~」と、とっても不安だったよう。

 

もちろん、事前にお母さんからは、

「無理には捨てさせられないよ。使いやすくしてくれるんだよ。」

と伝えてはいただいていたのですが、お子さんからしたら、

どこの誰だかわからない人がやってきて片づける

という、見通しの持てないことに、ひたすら不安でいっぱいだったのですね。

 

 

捨てられなくても「分ける」はできる!

そこで、今回もまずは「今使っている」「今使っていない」で分けてもらうことに。

特に、リビングは家族皆の場所。

「今使っている学用品を置く」という基準がないと、際限なく置くことになり、家族のイライラの元になりかねません。

特に、毎月届く教材は、付録も含めて溜まりがちですね。

 

「『今使っていない』に分けた物も、『=捨てる』ではないから、安心して分けてね」
と伝えたら、娘ちゃん、見事に分けられました!

それどころか、分けるうちに

「これはもういいや」

と、自分からゴミ箱にさようならする場面も!

 

「今使っていない」物で現時点でさようならできない物は、いったん別の部屋へ移動し、「今使っている」物を使いやすくしまうことに集中しました!

 

アフター

ランドセル置き場ビフォーアフター

 

今回、娘ちゃんに「自分のスペース」という意識を持ってもらうために、プリンター以外の大人の物は移動していただきました。

お父さんお母さんも、これを機に、整理頑張りましたよ!

 

 

学用品置き場

 

ランドセルの新しい住所は、棚の上に。

娘ちゃんも「ここなら置けそう!」とのこと。

念のため、帰宅後の動線に沿って、

➀ランドセルを置く
⇒②ランドセルの中身を出す(夏休み中の現在、宿題セットに使っている箱へ)
⇒③箱ごとテーブルへ持っていき宿題

の動きも、シミュレーションしてみましたが、無理なくできそうです!

家専用の筆箱・鉛筆削り・ほうき&ちりとりを、一緒に出したりしまったりできようグルーピング。

娘ちゃん、このアイディアを相談するあたりから、涙も忘れ、楽しくなってきたみたい♪

 

ついには、私に

「あっち(キッチン)もきれいにしたい!もっと居てもいいよ!」

ですって(笑)

 

ヨカッター♡

 

お母さんからのご感想

子どもに、お片付けに対する抵抗が非常にあって、最初はどうなることかと思いましたが、始まってみると案外さくさく仕分けしていて、中には自分から捨てるものもあって、ちょっと意外でした。

思えば私がお片付け(というか処分)させる時、「いるの?いらないの?」という選択をさせてて、それじゃあ確かに大人でも仕分けしづらいし、お片付けに抵抗ができてしまったのもそのせいだなぁと反省……

子どもスペースは当初の目的通り、きちんとした置き場所ができて、子どもも満足しています。

問題は大人スペースなのですが……少し手をつけてみたものの、なかなか難しい。

私のものと夫のもの(少し子どものものも)が混在しているのが原因かなと。

いつも一人で片付けようとしていたけれど、家族一緒に仕分けして、お互い納得できるお片付けをしてみたいと思いました。

(ふじみ野市・I様)

 

 

娘ちゃんたら、翌朝も「スッキリしたね~」を連発しているとのこと。

「片づけたらいいことがあった!」の経験ができてよかったです。

この経験の積み重ねが、モノへの向き合い方にも少しずつ変化をもたらすはず。

 

I様ご家族皆様、私にも素敵な経験をさせていただき、ありがとうございました!

 

 

 

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