【ビフォーアフター】80代ご夫婦の引越しサポート~書類の整理~
高齢ご夫婦のお引越しサポート
ご縁あって80代ご夫婦宅へ、お引っ越し前後のお片づけサポートに通っています♪
体に負担のない住環境を求め、長年のプランがやっと叶う形となった今回のお引っ越し。
ご依頼くださったのは、遠方からしばらくの間、泊まりがけでお引っ越しのお手伝いにいらしていたお嬢様です。
事前に、リノベーション中の新居も拝見しました。
(※モニター様のため、掲載のご許可をいただいています)
親子では難しいとおっしゃった「書類整理」をご依頼!
書類整理は、これまでの歩みの整理
お母様のお若い頃の写真にびっくりしたり
2枚だけの書類を綴じているファイルに一緒に笑ったり。
とってもチャーミングなお母様で、楽しく進めることができました。
それでも、高齢になってからのお引っ越し準備は、きっと想像以上にお疲れになることでしょう。
【急かさない】【後悔させない】【笑いあり】を心掛けて進めました。
まさかの、バーチカルをご希望!
「今回ほど、ファイリングを学んでいてよかったと思ったことはない」と思いましたが、それでも、バーチカルファイリングはお年を召した方には馴染みが薄く、収納の「方法」については、慎重に決めなくてはいけないなと思いました。
長年の習慣や考え方を変えるのは難しく、大事なのは引っ越した“後”!
「ご自分たちがやりやすい」「ご自分たちで維持できる」ことが最も大事だからです。
そこで、色々な書類収納の方法を、メリット・デメリットともにご提案しました。
すると・・・
バーチカルでやってみたい!とお母様。
実は、これまでも穴あけパンチで穴を開けるのは面倒で、もっぱら、挟むタイプのバインダーをお使いだったのです。
同じく挟むだけの個別フォルダーと、バインダー分、嵩(かさ)を減らせるという点を気に入られ、これを機に、バーチカルに切り替えることにされたのです!
●整理:ただ減らすだけではなく、次から「どのぐらいとっておけばよいか」を書類ごとに一緒に考え、“捨て時”も記入しておく。
●分類:引っ越し後も、書類が発生した段階で、迷わず住所に入れられるような分類に。
使用される場面の様子を、できるだけ詳しくお聞きして進めていきました。
ビフォーアフター
実に通うこと5回!
少しずつ、少しずつですが、お母様本当によく頑張りました!
ビフォー
アフター
多少、原則とは違ってアレンジした部分もありますが、できるだけお母様の管理のしやすさを第一に考えました。
お引越し後も、病院や介護などよく使う書類を、探さなくて済むんじゃないかな~?
本棚の中は、まだ手を加えなくてはいけない物もありますが、床に溢れていた書類は全て本棚に収まり、あとは引っ越しの日に、そのまま箱詰めして移動するだけになりました。
お嬢様からいただいたメッセージ
サポート後半、お嬢様はいったんご自宅に帰られ、お母様と私での作業でした。
お嬢様には、写真付きで報告を送ったところ、以下の様なメッセージをいただきました。
実は、サポートはこれで終わりではなく、ご新居の入れ込み作業もお手伝いさせていただいています。
お引越し後に「とりあえず」と入れてしまうと、ずっとそのままになる可能性が。
引っ越し直後のタイミングで、動線を考えてしっかり住所を決めることが、その後の生活の質を上げてくれます。
引っ越しをされる方は、くれぐれも「とりあえず引っ越し」をなさいませんように^^