育休明けの在宅勤務!テレワーク用の部屋がない人のためのスペース作り3選
新型コロナウィルスの感染拡大の影響により、2020年から多くの企業でテレワークが導入されました。
当時、保育園の休園や家族の体調不良など、出社したくてもできなくなった人にとって、在宅勤務は救世主になったことでしょう。
現在、テレワークの実施率が低下傾向にあるものの、テレワークをうまく取り入れながら、働き方も柔軟に組み合わせている企業も多く見られます。
ちなみに、私の夫は、コロナが5類になった今も完全在宅勤務です。往復3時間の通勤時間から解放され、担ってもらえる家事が増えました。
在宅勤務は、子どもを保育園に預けながら働く人にとっても
・慣らし保育に対応しやすい
・子どもの急病による呼び出しに対応しやすい
・通勤の分の時間を、家事や育児、リフレッシュに充てられる
・家族の体調不良時にも、(病状にもよるが)仕事を休まなくて済む
などのメリットがあります。
もちろん、オン・オフのメリハリがつけにくいなどのデメリットもありますが、子育て中の人にとって、在宅勤務は、家事育児と両立しながら働き続けるための味方であることに間違いはありません。
一方、「テレワークスペースが取れない!」というお悩みを聞くことも。
実際に、育休からの復帰に際して、テレワークスペースを確保するためにお片づけサポートをご依頼いただくこともあります。
そこで、育休明けに在宅勤務になっても安心なテレワークスペース作りの方法を3つお伝えします。
1.使っていない部屋を活用する
そもそも、全部のお部屋、ちゃんと活用されていますか?
「テレワークスペースが取れない!」と言いながら、実は活用しきれていないお部屋があるお宅に出会うことがあります。
(使用頻度は低いけれど)使っている物を、取り出しやすく収納している部屋なら「納戸」として活用されていると言えます。が、使っていないけれど捨てるのには迷う物を「とりあえず」と置いてある部屋は「納戸」とは言えませんね。
こうした「物置部屋と化した部屋」、あなたのお宅にはありませんか。
この際、思い切って使っていない物を処分し、テレワークスペースを作りましょう。
同じ床面積に、「いらない物を置いておく役割」をあげるのか、「お給料を生み出すための場所としての役割」をあげるのか、と考えると腰も軽くなるのではないでしょうか。
2.部屋の一角を活用する
1部屋丸ごとを仕事スペースにできないにしても、お部屋の一角をテレワークスペースにすることは、少し頑張ればできると思います。
パソコン作業がメインのテレワークであれば、幅80cm、奥行き50cm〜70cm程度のスペース(机など)があれば仕事できます。
リビングや寝室など、部屋の一角をそうしたスペースにできないか見直してみましょう。
●子どもが在宅の時に仕事をする可能性はあるか。
●ある場合、同室がいいのか、別室がいいのか。
●仕事をする時間帯の家族の動きはどうか。
を総合的に判断して、場所を決めるといいでしょう。
リビング一角の家事カウンターを活用した例
DIY好きな人は、こんな風にホームセンターなどで手に入る材料で、テレワークスペースを作ってもいいですね。
3.押し入れやクローゼットを活用する
押し入れやクローゼットも、立派なテレワーク場所になります。
クローゼットや押入れは3方向を壁で囲まれているため、個室のような環境を作り出すことができるのです。
押し入れの場合、このように片づけたら、押し入れの中段をデスクとして使うことができます。
こちらのお客様は、襖を取り外し、ロールスクリーンを取り付けています。
注意するのは、椅子の選び方。
押入れの中段は、一般的なデスクよりも高く施工されています。
そのため、通常のデスク用椅子を使うと、かなり作業がしにくくなります。
体に負担をかけないためにも、高さの合うチェアを購入しましょう。
また、クローゼットの場合は、パイプ下が広く空いているため、好みのデスクと椅子を入れて使います。
押し入れもクローゼットも、照明やコンセントの設備を整える必要があります。
色々とカスタマイズするのも、楽しみながらやってみてください。
まとめ:片付けで在宅勤務を快適に!
どの方法にも共通するのが、片付けてスペースを生み出すこと。
ひと部屋丸ごとテレワーク用にするのは難しくても、アイディア次第で快適なテレワーク環境が作れる可能性はあります。
手を動かすことで、仕事に集中するためのスペースが作れるって素敵なことだと思いませんか。
在宅勤務は、働くママの強い味方!
仕事が捗る環境を、ぜひおうちの中に作ってみてくださいね。