【オンラインサポート実例】子どもも自分も落ち着ける教室にしたい!
普段は、育休中の教員の方へ復帰サポートをしていますが、この夏は、もうすでに復帰された方々を中心にサポートをしてきました。夏休み中に集中して取り組んでいただこうと、特別に40日間サポートのメニューを用意したのです。
現場に戻っている先生方にとって、学期中は、お仕事と家事育児で精いっぱい。
暮らしをラクに回す「仕組み作り」は、夏休みが打ってつけ!と思ったからです。
今日ご紹介するのは、O様。
この春、育休から復帰したばかりの先生です。
「復帰後の一学期が時間に追われ大変でした。教室が片付かないことでイライラすることが多かったです。自習に入ってもらっても恥ずかしくない教室にしたい。」
とのことでお申し込みくださいました。
ユニバーサルデザインの視点を取り入れた教室環境整備
ちょうど夏休み中に、「通常学級にも活かせる特別支援教育講座」を開催しました。
その中で講師の先生に教えていただいたのは、ユニバーサルデザイン(UD)の視点。
ユニバーサルデザインとは、「障害の有無、年齢、性別、人種などに関わらず、多様な人々が利用しやすいよう都市や生活環境をデザインする考え方」です。
学びのUD化は、「環境づくり」「人間関係づくり」「授業づくり」の3つの視点がポイントと言われています。
そのうちの「環境づくり」では、整理整頓・刺激量の調整・学習のルールの明確化・座席の位置の配慮 等が大切ですが、このうちの「整理整頓」と「刺激量の調整」が、特に私の片付けサポートでできるところです。
モノの整理整頓はもちろんのこと、掲示物の精選や、特に教室前面・黒板の周囲をスッキリとさせ、視覚刺激をできるだけ取り除くことが、どの子も落ち着いた学習する環境づくりとして重要です。
視覚刺激を取り除くためにカーテンをつけるというのも手立ての一つですが、写真のように中途半端なつけ方だと、かえって気になってしまう可能性が大きいので注意が必要です。
ちょうどO様も、特別支援教育講座を受講されていたため、UD化の必要性も理解した上で、教室の環境整備を進めていただくことができました。
ビフォーアフター
ビフォー。子どもにもらった折り紙は、見えるところに飾りたくなりますね。
ですが、視覚刺激になるので飾るなら背面に。
まずは整理。
自習に入る他の先生にも分かるように配置します。
さらに、視覚刺激を減らしたいということでカーテンを。
ラベリングすることで、外からもありかがわかるようにしました。
ご自宅の一部も片付けられました。
段ボールに入っていた書類も見直し、すぐに取り出せるように。
子ども服の引き出しを他の部屋からリビングに移動。
着替えが格段にラクに。
夏休み40日サポートを終えて ご感想
復帰後の一学期が時間に追われ大変だったこと。教室が片付かないことでイライラすることが多かったことから申し込みました。
LINEだけでなく、zoomがあったことで自分の悩みをより深く聞いて頂けたので大変ありがたかったです。
LINEで報告することや他の受講者さんのお話が聞けたので、自分も頑張ろうと思いました。
(O様)
夏休みに作った教室環境が、ご自身や児童にどのような変化を及ぼすのか、私も楽しみにしています!
オンラインでどうやって片付けるの?という方へ
この夏、オンラインでも片付けられるということを、何人もの方が証明してくれています。
ただ、「オンラインで片付けるって具体的にイメージできない!」「自分にもできるの?」と不安な方も多いかもしれませんね。
そこで、オンラインでのお片付けの進め方について、実際に片付けた方々の成果をシェアしながら皆さんの質問にもお答えしていく「オンラインお片付けお茶会」(無料)を開催します。
9月14日(火)10時~11時30分
9月19日(日)10時~11時30分
▼参加したい日時を選択の上、エントリーください▼
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