新年度準備中の学校にてクリーンデスク研修会
埼玉県所沢市、ママたちをラクすっきりにする 元小学校教師の整理収納アドバイザー
Sukkiri-Style 村田美智子です。
春休み。
学校の先生方にとって、一年の中で一番忙しい時期です。
4月1日に異動があり、そこから受け持つ学年や分掌が決定。
始業式までの一週間、様々な会議と同時進行で、学級開きの準備を進めていきます。
そんな時期の昨日、東京都内の学校にて、教職員向け研修会をさせていただきました。
「管理職に言われるからやる」ではなく、「自分のため」のクリーンデスクに
「机の上はきれいに」
私も現役時代に経験がありますが、校長からこのような指示が出されることはよくあります。
確かに、机は散らかっているより、きれいな方がいいに決まっている。
ですが、頭では分かっていても、トップダウンで言われてしまうと抵抗を感じる人もいるでしょう。
「何も置くな」と言われたら、物を移動するだけで終わってしまう人もいるかも?
それでは、その先生にとってのメリットはなく、本末転倒。
管理職に言われるから片づけるのではなく、ご自身の使いやすさや仕事のしやすさのため、ひいては児童生徒のために片づけの目的を見出していただきたいのです。
それは、「こんな教師でありたい」「こんな風に仕事したい」という、自分の理想とする教師像と結び付けて考えられるはず。
また、片づけたいと思っていても、やり方が分からない先生方もいるのも現状です。
それぞれの立場で
そこで、やり方が分からない方には具体的なやり方を、必要性を感じていない方には整理収納の効果を、お伝えしました。
片づけたくてウズウズしてきて、その場で手を動かしていらっしゃった先生も多かったです。
一方、管理職の先生方には、ただ「机をきれいに」と言うのではなく
・見た目の画一性だけを求めない(仕事の質と関連付けたデスクのゴールを)
・職員が安心して手放せる環境づくり=共有物の周知
・仕組みづくりにかけられる時間の確保
をお願いしたいのです。
昨日の研修中に引き出し一段片づけた方の中には、探していた物が見つかって喜んでいらした方もいらっしゃったとのこと。
お忙しい時期にお邪魔しましたが、年度当初の大事なこの時期だからこそ、仕組みづくりをしっかりして、日々の“ラク”に繋げていただけたらと思います。
貴重な時期に、ご依頼いただきましてありがとうございました。
Sukkiri-Styleでは、教職員向けの研修会にもうかがいます。お気軽にお問い合わせください。