防災備蓄収納講座~食料編~(試食付き)を開催しました!
埼玉県所沢市、ママたちをラクすっきりにする 元小学校教師の整理収納アドバイザー
Sukkiri-Style 村田美智子です。
昨日、ママのバにて、「初心者さんのための防災備蓄収納講座~食料編~(試食付き)」を開催しました。
※ママのバとは?・・・ママによる、ママのためのカルチャースタジオ
会場は、新座・朝霞ハウジングステージ。
見て・触って・食べていただくべく、色々持ち込んでの講座となりました。
お住まいの市町村の備蓄状況は?
「いつか備えなきゃ」
「東日本大震災の時に備えたけどそれきり」
「避難リュックを買ってはみたものの、中身は???」
防災備蓄って「やらなくちゃ」って思っているものの、「いつ起こるか分からない」という理由からなかなか進まないのが現状ではないでしょうか?
心のどこかで「ここに限って」と思っているかもしれませんね。
それに、備蓄をするには、ある程度お金もかかるし、そのためのスペースが必要なのも、なかなか進まない理由でしょう。
そこで、まずはじめに、自治体の備蓄の現状をご紹介しました。
例えば、会場でもある新座市。
食糧備蓄としては、市内の防災倉庫を合計すると12万食とのこと。
(参考:新座市防災備蓄状況 平成30年4月現在)
新座市の人口は、16万人です。
・・・これをどう捉えますか???
「いざとなったら、自治体が何とかしてくれる」は、甘いという現実です。
自治体は、防災以外にも、福祉や教育など様々な分野に予算を配分しなくてはなりません。
備蓄するスペースにも限りがあります。
新座市に限らず、その現状はどの自治体も同様なのではないでしょうか。
(他の市にお住まいの方も、ぜひご自身の自治体の備蓄状況を調べてみてくださいね!)
であるならば、自宅にどんなものをどれだけ揃えればいいのでしょうか?
その取っ掛かりを学んでいただく講座にしました。
災害専用食だけじゃなくてもできる備蓄
非常食と聞いて真っ先に思い浮かべる物は?
という質問に、皆さんから返ってきた答えは「乾パン!」
では、乾パンが毎食何日も続いたらどうですか?
そんな質問から始まった食糧備蓄について考える時間。
ストレスがかかる場面だからこそ、できるだけ食べ慣れた物、できたら温かい物を食べたいですよね。
いつものものを少し多めにローリングストック
足りない分を専用食で補充
そんな備蓄をおススメしました。
実際に試食してみる
できれば家族の好みに合わせて揃えたいもの。
小さいお子様がいるお宅では、尚更ですね。
そこで、講義の後は、実際に試食をしていただきました。
①レトルトおかゆ(あえて冷たいままで)
②アルファ米(チキンライス)
③キャベツとツナのカレー蒸し(ポリ袋調理で熱々を)
ご感想
★防災備蓄の必要性から、具体的な方法まで、とても分かりやすく教えていただくことができました。日常のちょっとした工夫から取り入れられるものが多かったので、ぜひ挑戦してみたいと思います。
★家のものを減らしたいとばかり思っていましたが、防災のことを考えると減らすばかりではダメだと思いました。
新たに防災用を買うというより、いつもの食材を少しプラス買っておくことで備蓄になる!というのは目からうろこ!!
「ローリングストック」実践していきたいと思います。
整理収納とセットで受講してよかったです。
(以前、整理収納講座もご受講してくださった方)
★試食はどれも美味しかったです!特にキャベツは、普段野菜を食べない子供もパクパク食べていました。
何となく必要と感じていた備蓄ですが、具体的にイメージできて参考になりました。
★関東でもいつ起こるか分からないと思っているものの、何となく後回しにしてしまっている防災のこと。
今日のお話を聞いて、やはり大切と痛感しました。
日頃から取り入れる備蓄食品をほとんど考えていなかったので、まずはキッチンと冷蔵庫の中を見直してみようと思いました。
試食も美味しかったです・
掲載のご許可をいただいた方のみ、ご紹介させていただきました。ありがとうございました。
ご参加くださった皆様、ご協力くださったマミング様、ありがとうございました♡