食器洗いが面倒な人必見!食器がシンクに溜まってしまう4つの原因と対策
皆さん、苦手な家事・腰の重い家事ってありますか?
「なんか食器洗いが溜まっちゃうんです!」
「なんか、洗濯物を畳まずに溜まっちゃうんです」
といったお悩みを聞くことが多いです。
とっても分かります。私も両方とも苦手ですから(笑)。
ただし、「なんか」で片付けてしまうと、現状を変えることはなかなか難しい。
忙しい毎日を過ごす皆さんにとって、家事が滞ることは避けたいもの。できるだけ、時間をかけずに、色々な家事をスムーズに進めたいですよね。
溜まってしまう原因は、色々考えられます。
その原因によって、取るべき対策が変わってくるのです。
そこで、食器洗いの溜まる原因と対策について、分析を入れて考えていきたいと思います!
原因1.食器を下げるのが面倒
そもそも、キッチンカウンターに物がいっぱいで、シンクに食器を下げるためには回り込まなければならず、それが面倒でなかなか食器が下げられない。
やっと重い腰を上げて食器を下げたものの、下げるのが精一杯で洗うのは後回しに。
そんな方も多いのではないでしょうか。
対策例
このような場合は、カウンターを片付けて、食器を下げるハードルを低くすることが必須になります。
その際、やみくもに片づけるのではなく、どの位のスペースを空けておけば食器が下げやすいのか。
逆に、キッチンカウンターに置いてあった方がいい物は何か考え、敢えて置いてOKの物を決める。それ以外の物は置かないようにする。
その上で、理想のゴールになるように片づけていきます。
こうすることで、食後すぐに食器を下げることができ、そのまま食器洗いに取り掛かるハードルが下がるはずです。
また、カウンターが片づいていることで、「食器を下げるまでは各自で」と家族に頼みやすくもなります。
原因2.水切りかごに食器がいっぱい
食器洗いが苦手!とおっしゃるお宅のキッチンを見てみると、水切りかごに食器が常に入っている状態という場合が多いです。
この場合、まずは水切りかごの食器を片付けてからでないと食器が洗えないため、食器洗いのハードルが上がるわけです。
(一見、「食器洗いが溜まる」ように見えていても、実は「食器を拭いてしまう」のが課題ということも!)
対策例
こんな方は、水切りかごの食器を片付けるタイミングを決めましょう。
・食器洗い直後に、そのまま拭いてしまう(拭く手間が増えますが、食器洗いからの流れで片づけることができ、次の食事の用意がラクになります。また、キッチンの見た目もスッキリを保てます)
(自然乾燥派の方は)
・朝イチでリセット
・料理に取り掛かる前にリセット
など。
リセットする時も、家族と一緒ならあっという間ですね。
自分が面倒と思っていることが、他の人も面倒に感じるとは限りません。お願いしてみると、意外と喜んでやってくれるかもしれません。
「一緒にやろう!」と、誘ってみましょう。
原因3.食器が多すぎる
もしかすると、洗わなくても次の食事に困らないからということはありませんか?
つまり、食器が多すぎるのです!
食器が多いから洗わなくても済む⇒たくさんシンクに溜まる⇒溜まるから面倒
という悪循環になっているわけですね。
対策例
食器の数を減らして、その都度洗う習慣にします。
《洗わないと使える食器がない強制力》を働かせるのです。
原因4.食後のスケジュールがキツキツ
見えない「時間」に目を向けてみることも大切です。
食後のスケジュールがキツキツで、後回しにせざるを得ないということはないですか。
対策例
タイムスケジュールを見直して、食器洗いも最初から予定に入れておきましょう。
「食器洗い」という課題をきっかけに、一日の過ごし方をよりよくできるかもしれません。
食洗機を導入するもあり
いかがでしょう。あなたの食器洗いの滞る原因は、ありましたか。
ちなみに、私にご相談くださった方は、「3番以外全部!」とおっしゃっていました(笑)。
また、食器洗いそのものが苦手なら、食洗機を使うというのももちろんありです。
実際に、私の受講者様も、育休からの仕事復帰に際して食洗機を導入されたという方も少なくなく、手洗いしていた分の時間を別のことに有効活用できているようです。
ただし、設置するスペースが必要なことと、食洗機に食器を並べたり、汚れの程度によっては予洗いしたりする手間を考慮に入れておく必要があります。
でも、私にとっても食器洗いは苦手な家事。そこで、
◎テレワークの夫に、大部分を担ってもらう
◎自分がやるときは、好きなTVや音楽をつけながら行う(「食器洗い=楽しい時間」にすりかえ)
という対策で、今のところ溜めずに済んでいます。
家事が滞ると感じたら
このように、一口に「食器洗いが溜まる」といっても、原因とそれに対する対策は様々。
苦手な家事は、その家事そのものだけを「点」で見直しても、うまくいかないことが多いということが分かりますね。
タイミング・物的環境・動線など、トータルで見直してみてください。
自分でも気づいていなかった意外なことがネックになっていた!なんてことに気づくかもしれません。
そして、ここでも整理収納の仕組みが大事。
仕組みが整っていると、家族にも動いてもらいやすくなります。
特に、これから仕事復帰を迎えるなど、今よりも忙しくなる予定の方は、今のうちに仕組みを整えて、自分もラクに、家族にも動いてもらいやすい環境を作っておきましょう。
【参考記事】
http://sukkiri-style.sakura.ne.jp/sukkiri-style_new/column-20230827/