【育休復帰】子育てしながらの仕事は、デメリットばかり?

子育てをしながらの仕事は大変!

育休明けの方にとって、子育てをしながらの仕事は、一言では言い表せないくらい、大変ですよね。

・お迎えの時間というタイムリミット

・子どもの発熱等による急な呼び出し

・家事・育児に関わるタスクの増加

・年齢に伴う体力低下(出産前より疲れやすくなったという意見が多数!)

など、独身時代や出産前と比べると、仕事だけに集中しづらい状況があるのは、一目瞭然です。

忙しい

特に私が教員時代(子育て中)に感じていたのは、学校でなければできない仕事(個人情報に関わるため外には持ち出せない仕事、立体作品の評価、教室環境の整備 等)に時間をかけられないもどかしさがありました。

 

では、子育てしながらの仕事は、デメリットばかりでしょうか?

 

この4月に、学校現場へ復帰された教員のKさんに、改めて“仕事のやりがい”について聞いてみました。

先日のお茶会に、ゲストで来てくださった方です。

【開催報告】育休教員対象「先輩ママと考えよう!復帰後の働き方・暮らし方」

 

子育てをしながらの「仕事」、あなたのやりがい・メリットは?

1.自分の力でお金が得られる喜び

これは、リアルな声(笑)。

休みの期間が長かった方ほど感じるでしょう。

特に最近は、2人目、3人目を続けて産み、育休を連続で取得する方が増えています。

必然的に、育休期間が長くなるので、実感する方も多いのではないでしょうか。

2.よい意味で育児を忘れ、集中できる

これは、私も当時感じていました!

一言で言うと、「メリハリ」ですね。

下手すると、ありったけの時間をかけて仕事をしていた出産前の働き方から比べれば、かけられる時間はぐんと減ります。

ですが、学校と家庭、それぞれに集中しなくてはならないことがあるので、よい意味で気分転換・切り換えができるのは、メリットなのではないでしょうか。

「掛けられる時間=仕事の質」ではない。

その意識は、育休から復職した方はもちろん、職場全体にも働き方改革として広げていきたいですね。

 

3.子育てによって、仕事を新鮮に感じられる

「子育てを始めたことで、同じ仕事でも色々な新しい発見の連続で、ちょっとワクワクした感じ」と話すKさん。

特に、教員の方は、児童生徒の見方、保護者の対応の仕方など、出産前とは視点が変わり、新鮮な気持ちで取り組めることも多いでしょう。

それは、ほかならぬメリットです。

やりがい

 

また、これは別の中学校の先生のエピソードですが、卒業式当日、担任した生徒から
「先生のような働くお母さんになるのが夢」
と書いた手紙をもらったのだそう。

きっと、子育てに奮闘しながらも、真剣に自分たちに向き合ってくれる先生を、生徒もしっかり見てくれていたのでしょうね。

 

一人の社会人として、児童生徒に「子育てをしながら働く背中を見せる」というのも、一つのやりがいになるかもしれません。

 

プラスの事にも目を向けて

忙しさの中にあると、どうしても大変なことやマイナス面に目が行きがち。

「仕事にかけられる時間の長さ」のような数値化しやすい観点では、特にそうですね。

 

しかし、数値化できない目に見えない「質」にも目を向けてみると、子育てをしながら働くよさにも気が付くことがあるはずです。

それは、今後仕事を続けていく上で、モチベーションとなるもの。

改めて、時間をとって、考えてみてもよいかもしれませんね!

 

 

11月開講の「育休教員のための仕事復帰準備セミナー」では、お片づけや復帰準備について、技術的なことや方法論もお伝えしますが、上記のような「マインド」も大切にしていきます。

一人で考えるより、仲間となら何倍も楽しく、濃い学びができるはず。

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